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歯科治療と「おくすりの相互作用」

2026/02/20

知らないと危険?安全に治療を受けるために大切なこと

院長が分担執筆した本をご紹介します!!

最新「Q&A 歯科のくすりがわかる本」(薬の相互作用の章)
市川おとなこども歯科口腔外科・矯正歯科
院長:伊藤慎一郎(口腔外科)
https://www.ishiyaku.co.jp/search/details?bookcode=447260

歯医者でよく聞かれる質問のひとつが、
「今飲んでいる薬があるけど、歯科治療して大丈夫ですか?」
というものです。

実は、歯科治療とおくすりの関係はとても重要で、
薬の組み合わせ(相互作用)によっては、思わぬトラブルが起こることがあります。

今回は、私が分担執筆を担当した
📘「Q&A 歯科のくすりがわかる本」
の内容をもとに、
患者さんにも知っておいていただきたい
「薬の相互作用」についてお話しします。

薬の相互作用とは?

薬の相互作用とは、

🧪 2種類以上の薬を一緒に使うことで
🧪 薬の効き目が強くなったり、弱くなったり
🧪 副作用が出やすくなったりする

現象のことをいいます。

これは、飲み薬同士だけでなく、
歯科で使う

  • 痛み止め
  • 抗生物質
  • 麻酔薬

などとの組み合わせでも起こることがあります。

歯科治療で特に注意が必要な薬

歯科治療では、次のようなお薬との相互作用に注意が必要です。

抗凝固薬(血をサラサラにする薬)

→ 抜歯後に出血が止まりにくくなることがあります

骨粗しょう症の薬

→ 抜歯や外科処置で注意が必要な場合があります

高血圧・心臓の薬

→ 麻酔薬との組み合わせに配慮が必要です

抗菌薬(抗生物質)

→ 他の薬の効果を強めたり、弱めたりすることがあります

「お薬を飲んでいる=治療できない」ではありません

ここで大切なのは、
👉 薬を飲んでいるから歯科治療ができない
ということではありません。

重要なのは、

  • どんな薬を
  • どれくらいの期間
  • どの目的で

使っているかを把握したうえで、
適切に治療を計画することです。

これは、
薬の知識と全身管理を理解している
「口腔外科の専門分野」になります。

当院が必ず確認していること

当院では、治療前に必ず

  • 現在服用中のお薬
  • 過去に使っていたお薬
  • お薬で体調が悪くなった経験

を詳しくお聞きします。

必要に応じて、

  • 処方内容の調整
  • 治療方法の変更
  • 他科の主治医との連携

を行い、安全を最優先に治療を進めます。

なぜ口腔外科が「薬」を重視するのか

歯科治療はお口の中だけの治療ではありません。

特に、

🦷 抜歯
🦷 インプラント
🦷 外科処置

では、全身状態と薬の影響を強く受けます。

「Q&A 歯科のくすりがわかる本」
において、薬の相互作用の章を分担執筆し、
歯科治療における薬の安全な使い方について研究・整理してきました。

その知識を、
日々の診療に直接活かしています。

院長からのメッセージ

お薬は、体を守るためにとても大切なものです。
だからこそ、歯科治療の際には
「どんな薬を使っているか」を
正しく伝えることが、安全な治療につながります。

研究や知識を、本の中だけで終わらせるのではなく、
目の前の患者さんが安心して治療を受けられることを第一に考えています。

「この薬を飲んでいて大丈夫かな?」
そんな疑問があれば、どうぞ遠慮なくご相談ください。

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