ブログ
舌の違和感で脳腫瘍が早期発見できた症例
2025/12/07
市川駅すぐの口腔外科が行う「早期診断」の重要性
市川おとなこども歯科口腔外科・矯正歯科
院長:伊藤慎一郎(口腔外科/論文著者)
舌の違和感は「口腔外科」が診る病気です
市川駅周辺で「舌がおかしい」「動かしにくい」などの症状がある方は、まず口腔外科へご相談ください。
実は、舌の異常は脳の病気の初期症状として現れることがあります。
今回は当院院長が大学病院勤務時代に経験した、歯科で命を守れた実際の症例をご紹介します。
症例:35歳、女性
主訴:右側の舌の腫れ・違和感
最初の受診では大きな異常はありませんでしたが、半年後の再診で…

舌が右側に痩せて見える(舌萎縮)
➡ 舌下神経麻痺の可能性を疑いました。
精密検査で判明した原因は「脳腫瘍」
MRIの結果、舌を動かす神経(舌下神経)に48mmの腫瘍を発見。
診断:頭蓋内舌下神経鞘腫(良性)
舌の小さな変化から、命に関わる病気が見つかったのです。
発見が遅れていたら…どうなっていた?
舌下神経鞘腫は目立った症状がなく進行する腫瘍です。
もしこのまま放置されていたら…
| 危険性 | 症状例 |
|---|---|
| 神経症状の悪化 | 顔の動きが悪くなる/耳鳴り・めまい |
| 生活の質の低下 | 食べ物が飲み込みづらい/話しにくい |
| 脳幹圧迫 | 強い頭痛・嘔吐/手足の麻痺 |
| 命の危険 | 重篤な神経障害・呼吸障害 |
舌の違和感は小さくても、脳腫瘍の初期症状である可能性があります。
実際、診断までに数年かかった例も報告されています。
治療とその後
脳神経外科で腫瘍を摘出。
後遺症として右舌の麻痺は残るものの再発はなく、日常生活への影響は最小限です。
歯科は「歯・顎・舌から命を守る専門科」です
市川おとなこども歯科口腔外科・矯正歯科では舌の違和感から、脳や神経の異常を早期診断する体制を整えています。
- 舌が痩せてきた
- 舌の動きが左右で違う
- なんとなく舌に違和感が続く
こんな時は、迷わずご相談ください。
口腔外科は、「舌」というサインを見逃しません。
院長メッセージ
「気のせいかな?」と思う小さな変化こそ、早期発見につながる可能性があります。
舌の異変を感じたら、ぜひ当院にお越しください。
出典(論文):伊藤慎一郎 ほか「舌の萎縮を契機として発見した頭蓋内舌下神経鞘腫の1例」
日本口腔診断学会雑誌 33巻1号 47-51頁(2020年)
▶ 伊藤 論文1日本語.pdf
最後に
今回のコラムは、歯科で命を救える可能性を知っていただくための情報です。
お気軽にお問い合わせください😊
